2008.02/23
ふだんMacを使っています。必要な時だけWindowsを使うという方向だったんですがその度にPCを起動するのはなんとも面倒です。 そこで現在はMac OSX Leopardの新機能「BootCamp」を使いWindowsと切り替えて使っています。 しかしこれだと当然Winを使う場合は一旦Macを終了しないといけないので「VMware Fusion」と呼ばれる仮想OSをサポートするソフトを今年の頭に導入しました。 コレを使うとMac上でWindowsを起動して使うことができるのです。 今回はその導入からカスタムまでを何度かにわけてレポートを公開します。 |
VMware Fusionについて。「VMware Fusion」とはMacにインストールすることでMac上でWindowsなどのOS(オペレーションシステム)を起動して使うことができるソフト。 BootCampを使っていればFusionインストールしてすぐにWindowsを使うことが可能です。
これを使えばMacを使いつつWindowsも同時に起動、BootCampからWindowsマシンとしても使えるようになります。 また、VMware Fusionにはシングルモードとしてウインドウの中に表示させる使い方に加えフルスクリーンとユニティという3種類の使い方ができる。
フルスクリーンは全画面で表示させるモードで言葉通りモニタをフルで使えます。 Leopardの新機能「Space」を使い仮想デスクトップで専用画面を設定すれば画面の切り替えだけで2つのOSを同時に使うことも可能。
ユニティはWindowsのデスクトップを非表示にしての操作ができる。 このためファイルのやりとりにはWinの表示されたウインドウにドラッグ&ドロップするという使い方が必要なシングルと違い、あたかもMacのアプリケーションであるかのように操作ができる。ちなみにこのユニティにはタスクバーも非表示したモードも選べるので完全にウインドウだけの表示という使い方ができます。 アプリケーションの選択はどのモードでもツールバーから操作が行えるので自分に合った使い方ができる。
仮想ドライブが実現する仕組み。
さて、ここで少し「BootCamp」についても触れておこう。
Mac OSX Leopardの新機能「BootCamp」は以前ポストしたエントリーがいくつかありますが、あらためて説明するとMacのハードウエアにBootCampを使いWindowsをインストールしてデュアルブート(2つのOSを共存さて使い分けて起動ができる)で使用することを可能にする機能です。
これはMacのCPUがWindowsなどのPC互換機と同じIntel製のCPUを導入したことで可能になったのですが、BootCampはそのインストールできる環境を作り、ハードウエアドライバを提供するものです。 これは非常に便利です。
ただ、ちょっとだけ使いたいとか同時に使いたいといった需要にはアレなので「VMware Fusion」と呼ばれる仮想ドライブをMac上で使用できるツールを導入という方向になりました。 この仮想ドライブを使えばWindows2000やXP、VistaなどをはじめLinuxOSといった多種にわたるOSを使える他、HDD要領が許す限り複数のOSをインストールして使い分けることもできます。
エミュレーターと少し似ていますが、使い方としては同じようなものです。
ちなみにエミュレーターとはPC上で家庭用ゲームソフトを走らせたりするツールですが、これはPC上にエミュレータを起動し、そのシステム上にゲームソフトが動作できる環境を作ってあげるのです。
しかしエミュレータはシステム上に処理を変換しながら動作をさせるというもので非常にパワーを使うため実用的かと言われるとちょっと疑問です。
この「VMware Fusion」で使われる仮想ドライブというのは名前の通りソフト上にOSがインストールできる領域を作ることで同時に使うことができますが、エミュレータのように変換させるというわけではなく、あくまで仮想環境を作るツールなので同時に起動というCPUへの負担があるものの操作は快適に行えます。
VMware Fusion導入。じつはこのようなソフトは「Parallels Desktop」と呼ばれる製品が先駆としてありました。
VMware Fusionはいわば後続ですが、Parallelsが公開された当初どこまで動くものか疑問だったんです。 Fusionが登場した頃に導入したブロガーのエントリーやYouTubeなどで両製品がじっさいに動作する映像をみて驚きました。
けっきょく俺はVMware Fusionを選んだのですが、両製品共にトライアル版(使用期限がある試供版)があるので試しにダウンロードして使ってみました。
インストールはすごく簡単で、すぐ終わりました。
起動すると仮想マシンの項目にBootCampのWindowsXPがあるので実行してみる。 すると専用のウインドウが現れおなじみの起動画面が表示されたかと思うとあっけなく起動。 ただし初回起動にはBootCamp領域をサポートする為のドライバをインストールする場面があったが、そのあとは普通に使えました。
これはちょっとすごいなってんで色々やってみるんですが、普通にできる。 ただ、ここまで読んだ方は導入する場合にはある程度のスペックが必要だとはお分かりでしょうが、MacBookクラスはちょっときついかもしれない。 ただメモリを増設すればそれなりにはいけるとは思うのですが。
あと感想としてはグラフィックの関係からなのか表示がちょっと重たい。 まあこれはWindows特有の仕様なのでそれが影響しているのもあるかもしれない。
ユニティモードでウインドウを開いたりすると一瞬デスクトップが見えたりするおかしな部分があるのですが、これはParallelsでもある現象らしく、XP特有の仕様が露骨に垣間見える瞬間でした。 XPは発売当初安定した動作が評判でしたが、しばらく使うと背面処理で変な動作をするためフリーズはしなくなったものの表示関係がおかしいのもよく言われてます。
まず俺はアプリケーションとして使うため、ユニティモードにしてツールバーも非表示にしました。 ウインドウのかさばりにはMacの機能「Exposé」を使えばMacのウインドウ同様に一瞬で画面上のウインドウを並べて表示し、選択したものを手前に表示してくれるから「Windowsはタスクバーから、、、」ということもなくMacのルールが使える。
Unity in VMware Fusion for Mac OS X http://jp.youtube.com/watch?v=JIApJMzGzDQ
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Windowsを「ツール」として使う。
両OSを使う俺にとってOSなんてインターフェースの違いだけでしかありませんが、特有のソフトやブラウザのチェックなどのためにWindowsは俺にとって便利な「ツール」でありました。
もともとはWinユーザーだったのでAdobeやMicrosoftのソフトはほとんどWindows版でした。 Mac版はPhotoshopくらいしかもっていなかったので、ちょっと使うだけでもWindowsに切り替えてつかったりしていました。
これがMac上で使えるというのですからありがたい話です。
しかもWebサイトの表示や動作チェックが同時に行えるのも嬉しい。 最近ではあまりなくなりましたがページに埋め込まれたMadiaPlayerや「GyaO」なども観れるようになってストレスがなくなりましたね。 未だにあるんですよね、Mac比対応。
非対応といえばサードパーティ(外部互換製品)なんかもあたかも対応製品のように使えるのも嬉しいですね。 Macの短所はWinで補うことで今のMacは最強なんじゃないかとさえ錯覚します。
工学ドライブやUSBのようなインターフェースはVMware Fusionを起動時はホストになるようになっているので普段は解除しています。 ツールバーかシングルモード時のステータスバーに表示される接続デバイスのアイコンを操作することで接続と切断ができます。
たとえばWindowsに携帯のソフトをインストールしておき、携帯の住所を編集したり写真や音楽を出し入れしたい時はUSBを接続状態にして使います。 これがかなりお手軽でいいです。
もう、BootCampは使わないんじゃないかと思うくらい便利なんですが、さすがにパワフルに使おうって時はやはり必要ですね。
以前出先でWindowsでペイントツールを使ったりと1日やった時はさすがにBootCampでやりましたが、やはりこういう場面ではBootCampの存在はでかいですね。
さて、次回。 実際に導入をするためにあれこれとカスタマイズしましたので笑、その辺についてレポートしたいと思います。
【参 照】
ヴイエムウェア フュージョン[VMware Fusion] -アクト・ツー-
http://www.act2.com/products/fusion/
Parallels Desktop for Mac
http://www.proton.co.jp/products/parallels3-mac/
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